音楽×ビジネス×アート || クリエイティブな仕事の未来像。

こんばんは!今日は昨年12月に参加しました六本木アートカレッジの内容をまとめます。

クリエイティブな仕事をされている方&してみたい方、何か新しいビジネスを考えていらっしゃる方々に少しでも参考になれば幸いです。


モデレーターは映画プロデューサーの川村元気さん、ゲストは、SoupStockTokyoなどを経営する(株)スマイルズの遠山正道社長、ミュージシャン/サカナクションの山口一郎さんでした。 


「とにかく組み合わせる!」  スマイルズ 遠山社長

情報社会の2018年、我々の周りには、モノや情報で溢れかえり、供給>需要の社会で暮らしている。終戦の焼け野原、まだ国家としても貧しく、圧倒的に需要>供給の社会だったのはもう70年も前のこと。革新的なアイディアというのは限りがあり、出尽くされ感がある。


となれば、次に打つ手は、既存と既存との組み合わせだ。例えば、DesignとEngineeringは、別業界で、エンジニア達の設計に合わせてプロダクトデザイナーがデザインするというのが通例だったが、Desing&Egineeringという新しい領域が誕生し、デザイナーも一緒に製品開発をすることが多い。Appleなどはその先駆けだったのかもしれない。


インテリアデザイン×音楽

サカナクションの山口さんは、こういった。「家電に音楽の力で遊び心を持たせたい。」

しゃべる冷蔵庫を始め、どの製品も必要な情報を伝えようとするのに必死だ。お風呂が湧いた時、湧いたことを知らせるメロディーが鳴った後に、「オフロガワキマシタ」とアナウンス。 ここに山口さんは疑問を持ち、「メロディーだけで伝わるのではないか? もっとこの部分に遊び心を持たせられないか?」という。ここに彼が音楽の要素を入れたら、音楽という文化とテクノロジーが組み合わさって、新しいイノベーションが起こせそうだ。

よくJRの駅で聞こえる発車メロディもその一例で、無味乾燥なベルはずっと聞き続けていると不快音となりうるが、心地よいメロディだと、聞くことを楽しみになれる。駅とか家電とか日常生活に密着しているものにこそ、音楽がもっと溢れていたらなと思う。


一昔前なら、全く別業界と世間で思われていたジャンルだったが、試しに組み合わせると、とてもユニークな仕事になったと最近はよく聞く。 何かアイデアに行き詰まった時は、試してみる価値はありそうだ。


かわいそう×すごいの感情


アメリカ軍が、まるで本物の犬のように走り回る4足歩行ロボットを開発した。着ぐるみをかぶせたら、遠目ではロボットと分からない動きをする。耐久テストで、研究者がそのロボット(犬)を蹴飛ばしていた。


その動画がYouTubeで公開されると、「ひどい、かわいそう」と、「すごい技術力」との両方の声が上がった。これがワンちゃんならば、完全に「かわいそう」に傾くが、ロボットなので感情も痛覚もない。人間はテクノロジーの力で新しい感情をも作ってしまった瞬間なような気がした。次はどんな感情が組み合わさるのだろう?


「さよなら」の重さ

余談で、テクノロジーの進化のよって変化した人間の感情は他にもある。「さよなら」の悲しみだ。例えば学校の友達が引っ越しで東京から九州に転校する時、昔だったらまるで今生の別のような悲しみ方をした。 「手紙を書くからね〜と泣きながら見送った。」


2018年の子供たちはこうだろう。「またLINE電話しようね!(笑顔)」 

極端かもしれないが、こういう会話はされていそうだ。テレビ電話もあるし、LCCで九州まで安くいけるし、いざとなれば簡単に会うことができる。海外でも同様、咸臨丸で何ヶ月もかけていたアメリカ西海岸は、直航便で10時間弱だ。SkypeもLINEも無料だ。


こうしてまとめていると、クリエイティブなビジネスの未来像とは、テクノロジーの進化によって、より人間の感情部分に働きかけをするようになると想像できる。製品開発や、企画を立てる時には、そこでの顧客体験からどういう感情が湧くか?から考えてみると、面白い仕事ができそうだ。



ま と め

  • これからのイノベーションは、既存と既存との組み合わせの部分に生まれる。
  • テクノロジーによって新しい感情を創り上げてしまうと面白い。
  • 感情部分に働きかけをして、仕事をエンターテイメントの一つになったら面白そう。

最後まで読んでくださりありがとうございます。少しでも何か有益な情報になれたら幸いです。 更新の頻度も少しずつ上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。空き時間などにゆるーく読めるサイトにしていきます!


小林 まさし


Masashi Kobayashi

SHIBUYA Art Village 運営代表

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